Case study

深浅測量のDXに向けた取り組み

従来の実測による深浅測量は、作業員が直接水面近くで作業するため安全面でのリスクが高く、有人作業船を用いた測深作業はコストも大きいという課題がありました。
一方、UAV搭載型グリーンレーザスキャナやラジコンボートを用いた河川測量は、離れた場所から安全に計測でき、人員や船舶の手配も抑えられることから、安全性と経済性の両面で大きなメリットがあり、多様な業務での活用が期待されています。

当社では、さまざまな水環境に対応するため、高い測深性能を持つUAV搭載型グリーンレーザスキャナに加え、ラジコンボートによるナローマルチビーム測深機、水陸両用ドローンなどを組み合わせることで、品質・安全性・コストのバランスに優れた深浅測量サービスを提供しています

Info

UAVグリーンレーザスキャナ:RIRGL VQ840GL

現行では世界一測深性能の高いRIEGL社製のグリーンレーザスキャナです。照射密度も高く空から広域を短時間で測深します。

 

 

ナローマルチビーム測深機: CHCNAV社製 HQ400  NRBIT社製 iWBMSX

高解像度の水深・水路調査用に設計されたコンパクトで高性能なナローマルチビームソナー。ソナー、姿勢センサー(IMU)、表層水中音速度計(SV)を1つの軽量ユニットに統合していて、河川や湖沼の地形、貯水池の容積測定、水文測定などの用途に卓越した性能と汎用性を備えたマルチビーム音響測深器です。

 

 

ドローンボート:CHCNAV社製 APACHE 600  APACHE400Pro

三つの船体を持つ構造(トライハルデザイン)と取り外し可能なサイドフロートは、速い流れの中でも最適な安定性を確保。またデュアルプロペラシステムを採用することにより、安定した自動巡航を実現した無人自律型USVです。

 

CHCNAV社製 APACHE400Pro

HQ-400マルチビームソナーを最大限に活用するために設計された、コンパクトな無人自律型USVです。河川や港湾、ダム湖などの高精度な深浅測量に加え、流速プロファイラ(ADCP)やサイドスキャンソナーをはじめとする各種センサーを追加搭載できるため、現場のニーズに合わせた柔軟なシステム構成が可能です。

 

 

 

水陸ドローン

株式会社Prodoroneとの共同開発による水陸両用ドローンは、従来アクセスが難しかったエリアにも、空から安全に着水させることができます。着水後は無人ボートとして自律的に航行し、搭載したマルチビームソナーによる三次元測深や、採水器による水質サンプリングまで一連の調査を無人で実行できます。これにより、海洋・河川・港湾などの現場において、調査業務の効率化と安全性の向上が期待できます。