Case study

「渓流eDNA 熊生息確認サービス」

近年、ツキノワグマやヒグマによる人身被害や農林業被害が増加しており、森林調査や治山・林道工事、河川事業、測量調査などにおいて、事前の熊生息調査の重要性が高まっています。
株式会社ビジュアル・システムズでは、渓流水に含まれる環境DNA(eDNA:Environmental DNA)を活用し、熊の生息・通過の可能性を確認する「渓流eDNA熊生息確認サービス」を提供します。

このサービスは、渓流水に含まれる「環境DNA」を分析することで、ツキノワグマなどの熊がその周辺を利用している可能性を科学的に評価するものです。熊が川を渡る、水を飲むなどの行動で、水中に毛や糞尿由来のDNAが放出されることを利用しています。そのDNAを採水・分析することで、広範囲を効率的かつ科学的に調査できます。

 

Info

このサービスの大きなポイントは、調査対象である熊や周辺環境に負担をかけない非侵襲調査であることです。

  • 渓流水を採取するだけなので、罠や麻酔などの捕獲を行わない
  • 人の立ち入りが難しい山間部でも、採水さえできれば調査が可能
  • 足跡や目撃情報が乏しいエリアでも、DNAという客観的データで判断できる

環境DNAは、従来の目視・捕獲調査では見落としがちな種の生息確認にも適しているとされており、種特異的な分析技術により、ごく微量のDNAから生息有無を検出することが可能です。

ツキノワグマの人身・農林業被害が増えている中で、事前の生息調査は、工事や調査の安全確保や合意形成に直結します。

 

 

 

このサービスは、以下のような場面で特に有効です。

森林・林道事業、治山・砂防事業

ダム・発電施設、河川維持管理

建設工事に伴う安全管理

野生動物モニタリングや生物多様性調査、環境アセスメント

 

 

■成果品
● eDNA分析結果報告書(PDF)
● 採水地点位置図
● 調査結果の評価
● 必要に応じた追加調査のご提案

★採水作業派遣(オプション)

成果品として、分析結果報告書、採水地点図、結果評価、必要に応じた追加調査提案が提供されるため、事業計画や対策検討の資料として、そのまま活用しやすい構成です。環境DNAを用いた生物多様性評価は、環境コンサル分野でも一般的なサービスになりつつあり、類似のフレームでの活用が想定できます。

 

■調査の流れ

eDNA分析を申し込み

② 当社から、専用採水ボトルとクーラーボックス、マニュアルが届く

③ 現地で採水し、GPS位置情報を記録

④ 採水試料を返送

⑤ 提携専門機関が環境DNA分析を実施

⑥ 結果解析と調査報告書を受領

採水条件がそろっていれば、環境DNA濃度の違いから、地点ごとの相対的な利用頻度の評価にもつなげられる可能性があります。

 

※踏査が困難な渓流や緊急調査にも対応します。

当社スタッフが現地で採水を実施するほか、当社開発の採水専用ドローンを活用し、安全かつスピーディーな採水作業をご提供します。

 

このサービスに関するご依頼、価格はこちらよりお問い合わせください。

 


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