Case study
活用事例
非GPS環境下でも精密なレーザー計測を可能にします。
点検、測量といった多様な産業分野において多く活用されはじめているドローンやレーザ器ですが、その制御は一般的には Global Positioning System (GPS) から得られる位置・ 速度を用いて行われるため、非GPSの環境下での活用は進んでいませんでした。今回のケースでは道路測量業務における地下横断路の測量データ取得をレーザを使用してできないかをテーマとしました。
Case
事例
提案
LiDARセンサを用いたSLAM （Simultaneous Localization and Mapping）による自己位置推定を用いた非GPS計測を実施。 SLAMはGPS に代わって 自己の位置・速度を計測する測位システムです。今回の対象が地下横断路でもありハンディでのSLAM計測をご提案。
今回使用した機器
‐レーザ器：GeoSLAM Horizon
写真は別現場でのイメージ
（性能）
・100ｍ照射
・相対位置精度±2cm
‐GNSS VRS : Trimble R10 (相対位置補正用）
結果
非GPS環境の中、完全な３Dモデルデータの再現ができました。また、 SLAM自体の位置データは相対精度であるため、GPS環境下での標定位置で補正しレベル500地形図への反映を問題なく行うことができました。
３Dモデル再現した外観
地下廊
階段付近