2023/11/10
3621回

UAV写真測量 UAVオブリーク撮影

ドローン搭載用オブリークカメラ

ドローン搭載用オブリークカメラ

こんにちは。

本日は当社に新しく?仲間入りした機材、ドローン搭載型オブリークカメラによるサービスについて紹介させて頂きます。

 

ちょっと紹介が遅れました、、、。

 


 

オブリーグカメラは垂直方向に加えて前後左右の斜俯瞰を撮影する5つのレンズを搭載し撮影対象を同時に多角的に撮影できるカメラシステムでして有人の航空写真測量では従来から利用されてきた撮影システムなんです。小型・軽量に仕立てることでドローン搭載を実現しています。

まだ、あまり市場や現場でも見かけませんがUAV写真測量としても有能なシステムだと思います。

 

 

ドローン搭載型オブリークカメラ

 

で、一般的なカメラレンズと比べて多角レンズの撮影によってどんな効果が得られるかというと、

 

①構造物の側面等の計測が容易になり、結果、建物形状の歪みや欠落、テクスチャの伸びが格段に減少した精度の高い3Dモデルの作成が可能になります。(ビル群は、従来の重直画像のみだと、側面のテクスチャに伸びが発生したり、高い建物等ではモデルが途切れたりすることがあるんです。。)

 

②また、漏れや偏りが少ない重複した画像が得られるので、高密度のマッチングポイントが生成でき、結果的に高精細な点群データや三次元モデルが作成可能に。

 

③さらに従来の航空機よるオブリーク撮影より近景撮影になり、より先鋭度の高い撮影が可能です。

 

④新しく建設される構造物の三次元CADオブジェクトを保存している三次元モデルに取り込むことによって、より高度な新しい景観のシミュレーションをおこなうことが可能。←これはソフトに依存しますが、、。

 

⑤工場、遺跡などの比較的狭い範囲から、観光名所や災害発生場所などの中規模なものも航空機を飛ばすことなくドローンでより先鋭度の高いオブリーク撮影を実施する事ができる。

 

⑥さらには、オブリーク撮影したデータを利用した3D画像モデルによる構造物点検などにも活躍しています。

 


 

オブリークカメラ撮影による3Dモデル例①

 

 


 

当社ではオブリークカメラによる撮影から点群作成や3Dモデル作成、ビューイングシステムのご提案まで一連のサービスをご案内しておりますのでご相談ありましたら気軽にお声がけください。

ということで、本日はドローンオブリークカメラシステムについてご紹介させて頂きました。

┏○ペコッ