YellowScanExplorer 現場記録 UAVレーザ
兵庫県三田市 U字溝はどう見える?
こんにちは。先端計測部の中島です。
本日、今までも何度かに渡って計測を行っている兵庫県三田市へ行ってきました。
工事の様子を経過観察していくような計測業務を行っています。広大な場所であっても設計と施工がスムーズに受け渡せるお手伝いができていれば幸いです。
計測範囲一部俯瞰色付き点群(重機をさがせ)
今回は5haほどの計測。YellowScanExplorerを搭載したUAV(ドローンなどの無人航空機)ならば、1フライト(15~20分ほど)で計測が完了します。
素早く精度の良いデータを撮れるのがUAVを用いたレーザー計測の魅力。現場で処理前データのプレビューを行うのですが、驚かれることが多いです。
適切なレーザースキャナの選択をはじめ、お客様の目的や最終目標に並走できるよう、飛ばし方、成果のかたちなど一つ一つの作業に丁寧に向き合っています。
さて、今回特にご紹介したいのは、赤外レーザーにおいてU字溝はどう見えてくるのか。
現場でもよくU字溝がどれくらい見えるのか気にされる方が多いです。…当たり前と言われればそうなのですが。
現場のU字溝(現場写真)
もちろんどれだけ見えるかはレーザーの性能次第ということはあるので、秒間50万点を誇る「YellowScanExplorer」を用いての計測です。精度の良い点を多く落としてくれて小さな溝も見逃しません。
今回は幅600mmのU字溝に焦点をあててご覧いただきたいと思います。
俯瞰で見る600mm幅のU字溝
U字溝600mmの断面(厚み50cm)
石川県珠洲市の現場記録でもご紹介した「YellowScanExplorer」の植生下の点の多さ。U字溝でも点の多さを生かした計測力を発揮しております!
点の幅が目立たず、かなり線的に見えるなと感じますが、皆様から見ていかがでしょうか。
これだけ密度濃く現れてくると、ものの形がよく見えます。
こんな優秀なレーザースキャナ、使ってみない手はないでしょう!!(?)
デモのご依頼や機器に関してのご質問は是非当社の営業まで。。。
では最後に、中島セレクトで地面の裏側から見た地表面をお見せします。
点群でないとなかなか見ることの叶わない景色かもしれません。U字溝の突起がよく見えて格好いい…!
…と思うのは私だけでしょうか?
地表面裏側から
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
こんな視点からはどう見えるのか、これって点群だとどう見えるのか等、気になることがありましたら是非お知らせください。現場記録ごと、色んな角度で楽しんでいただけたらと思っております!
それでは!
★今日の断面図
twitterはこちら↓