Hovermap 現場記録
Hovermapで橋梁図面のための計測
増えてます!Hovermap依頼。
と、某動画サイトの広告のような出だしになりましたが、SLAMを用いた計測は実際とても注目度が高いのが事実です。
こんにちは。先端計測部の中島です。
さて、今回は5月24日に行ったHovermapを用いての橋梁計測に焦点を当てます。
赤外と同じく水部は計測できないので、洗堀調査の場合はグリーンレーザーも用いての計測となります。
今調べましたが、SLAMの頭文字は「Simultaneous Localization and Mapping」から来ているそうです。
何といっても特徴的なのは高度な自己位置把握。そのおかげでUAVに搭載して飛行すれば、障害物を検知し避けて進むことができます。
そのうち当社でも実践できると思われます!ワクワク
もちろん手持ちでもとても優秀で、UAVレーザーで把握しきれなかった構造物の下部や側溝などの溝の補備としても使えます。
Hovermapをリュックに装着したMr.Hovermaperが見えますか?
また、以前車で計測を行うMMSの補備として路地を三日間合計約40km歩いたこともあります。
その分覚えているのは、和歌山の「てがい焼き」がとてつもなく旨かったことです。
さらに、360°レーザー照射を行うので山林の幹も良く映ります。
こちらは同日に行った林道開設のための計測
その1
その2
そんなこんなで様々な活用方法が至る所で盛んに開発されている、それが現在のSLAMなのかもしれません。
一社に一台、いかがですか?(隙あらば誘い文句)
話は逸れましたが、今回計測した場所は橋梁。
車が一台やっと通ることのできるくらいの橋です。川はとっても奇麗でした。グリーンできそう。
幸い水部が少なく、地面の橋半分以上の長さを歩いて計測することができました。橋の裏も点群取得するために、下部からも計測を行います。
Mr.Hovermaperが見えますか?②
そして出てきた点群データがこちら。
3D図 裏側から見た橋
3D図 斜めから
断面も是非ご覧ください。
縦断図
横断図
かなりくっきりはっきり見えているなと毎回思います。秒30万点の実力を見せつけられますね…。
距離もかなり遠くまで届くので、人魂もよく映り込みます。上手く使えばホラー映像作れそう。
動く人々
こんなところで5月24日の現場記録とします。
お付き合いいただきありがとうございました。それでは!
★今日の断面図
橋梁縦断図