Case study

急勾配や森林部の地形を安全、高速に測量します。

ICT測量やi-constructionが推進される中、多くの業務でUAV写真や地上レーザを利用した3次元測量が発注されるようになってきました。また、森林管理においても新しい技術を用いた樹木個々のデータ取得などの業務が急速に増えてきています。

ところが表層面だけの点群モデルしか取得できないUAV写真では樹木下の地形測量はできません。また地上レーザ測量は樹木の障害や急勾配による危険や工数増大の懸念もあり、多くの業務で課題となっていました。

今回の現場では仮設計用に1/500の図面作成までを目的として70haとUAV測量としては比較的広い森林部と急勾配地形の測量を短納期かつ安全な測量を求められていました。

Case

関連分野

#ICT土工 #i-construction #道路設計 #森林管理

提案

地形データを高密度で鋭角な照射性能をもつUAVレーザ器による安全地帯からの山林計測をご提案しました。

飛行レベル3(無人地帯の目視外飛行)

使用機材:
Yellowscan EXplorer
DJI Matrice 600 pro
SONY α6000 同時撮影用

結果

高密度で鋭角な照射性能を持つUAVレーザは木々の間をすりぬける確率も高く山林部の精細な地形情報が取得できました。この現場では70haの現地計測を安全かつ高速に半日で計測し、詳細な1/500図面作成まで所要1か月で納品できました。