2024/3/5
お知らせ
UAV搭載型グリーンレーザスキャナ「RIEGL VQ-840-GL」を導入しました。
当社はこの度、UAV及び小型有人機搭載型グリーン・レーザスキャナ「RIEGL社製VQ-840-GL」を導入しましたのでお知らせいたします。
RIEGL VQ-840-GLは、レーザースキャナーとIMU/GNSSがインテグレートされた水面下の地形計測を目的としたグリーンレーザースキャニングシステムです。これまでのVQ-840-Gの内部設計の見直しと超軽量素材の採用により10kg以下の軽量化を実現し、ドローンへの組み込みにさらに適したものとなっています。
また、今回の導入にあたっては計測現場での安全性や利便性を考え、別途、VQ-840-GLを搭載するドローン(国産)のカスタム化も同時に行っております。
RIEGL社製VQ-840-GL 主な仕様
- ポイントレート(点/秒) 200,000
- レーザー走査角 40°
- スキャン機構 / パターン 回転スキャンミラー / 楕円
- レーザー拡散角 1.0mrad〜6.0mrad
- 計測精度(点群のばらつき)±2.0cm
- 正確度±1.5cm
- 最大測距距離 100m
- 推奨対地高度 70m
- リターン数 最大 15 (オンライン波形処理)
- 測深能力(セッキ) 1.7@ 200kHz 1.8@ 100kHz 2.0@ 50kHz 2.2@5kH 2.5@0.5kHz
搭載IMU: Applanix APX-20
左から 「RIEGL VQ-840-GL」 「ASTRALite Edge」 「TDOT Green3」
当社ではこれまでも全国からのご依頼に「TDOT Green3」「ASTRALite Edge」を用いたUAVグリーンレーザ計測サービスをご提供してまいりました。
今回のRIEGL VQ-840-GLの導入により、さらに満足度の高いサービスをお客様にご提供できると思いますので、どうぞご期待ください!
関連blog記事「UAVグリーンレーザ測量 離岸堤計測レポート」